学習塾の塾長からデジタルマーケティング会社の営業部長に。ソウルドアウトの「仕事自体が面白い」と語る理由

 
 

岸本 真弥

Kishimoto shinya
ソウルドアウトグループ マーケティングカンパニー リードビジネス本部 本部長
 
Profile
小売業にて店舗スタッフ・リクルーター業務、学習塾の教室長・フランチャイズオーナー管理業務を経て、2018年にソウルドアウトグループに入社。入社3年目で営業リーダーへ就任。現在は、本部長として従事。
 

学習塾の塾長からデジタルマーケティング会社の営業部長に。ソウルドアウトの「仕事自体が面白い」と語る理由

ソウルドアウトのリードビジネス本部の本部長として働く岸本さん。小売業での店舗勤務、学習塾のスーパーバイザーとして働いた後、未経験でデジタルマーケティングの世界へ転職を決断しました。当初は“ちょっとしんどいかも…”と思うほどの大変な案件を任されたと言います。しかしそうした経験を経て、今は「仕事自体が楽しくてやっている」と笑顔。岸本さんの成長曲線と、ソウルドアウトでの経験、そしてチームを率いる立場になった後のビジョンとは。
 

自分の「中小企業を支援したい」という気持ちに気づいた

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就活生だった当時は、リーマンショックの影響で就職活動がかなり厳しかったんです。そんな中で、一番最初に内定を頂いた小売業の会社に入社しました。メーカー機能も持ってるし、物流もあるし、商社機能や小売り店舗もあって、1社でいろんな会社が持っている機能が集まっている。しかもジョブローテーションで1〜2年で部署が変わることが、飽き性の自分には合っているなと思ったからです。
 
正直、世の中をあまり知らない大学生だったので、入社してから好きな仕事を探せばいいかなくらいの気持ちでした。最初の配属は店舗スタッフでした。既存店舗の後に、新規オープン店舗のスタッフやリクルーターをやり、3年たった頃に中小の学習塾に転職しました。フランチャイズ本部側で、教室長をやってから、フランチャイズオーナーのところに直接出向して指導や、会社全体のシステム改修のディレクションなど、スーパーバイザー的な仕事を4年ほどしていました。
29歳の時に、畑違いの仕事に挑戦するなら今がラストチャンスかなと思ったんです。これまでBtoCの仕事だったので、BtoB業界の経験もしてみたいなと。1社目では、モノがあって、値段があって、勝手に売れていく感覚でしたが、学習塾は、教室によって同じものを売っているのに売り方によってかなり差が付くんです。
 
そんな経験から無形商材が楽しいなと思っている中で「BtoBで無形商材を扱っている、良い会社はないですか」とエージェントに相談して、話を聞きに行った中にソウルドアウトがあったんです。なので、もともと社名も知らなかった中での出会いでしたね。
 
29歳未経験というのは正直ハードルが高いだろうと思ったので、デジタルマーケティング系は1社しか受けませんでした。他にも人材系など“ガッツがあれば営業できる”という会社からも内定をいただいていたんですが、最終的にはソウルドアウトに決めました。決め手は、最終面接で代表の荒波さんに、「内定出すから来てよ」って言われて、「はい」って言ってしまったので(笑)
 
それは半分冗談として、前職の学習塾は中小企業だったので、そこで一番助かる・一番不足しているものはどれかと考えたら、デジタルマーケティング・Web領域だとずっと感じていたんです。もちろん面接では「中小企業を支援したい気持ちが熱くあります」と言ったんですけど、学習塾で感じていた「もっと伸ばせるところがたくさんあるのに、もったいないな」という気持ちを再認識したという感じです。

苦しみながらも「一番成長できた」入社2か月目の案件

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2018年に入社して、最初は営業部に配属されました。当時は営業部と運用コンサルが分かれていたので、自分は営業のみだったのですが、翌年の夏ぐらいに営業と運用コンサルの一体型に組織が変わり、やったことのない運用にも初めて挑戦しました。
 
特に印象深い案件は、入社して2か月目でソウルドアウトの中でも大きな新規案件にアサインされたことです。クライアントの担当者は元運用者で経験も知識も自分より豊富な方でした。“今の自分にはちょっとしんどいかも…”と思って始めたのを覚えています。苦しみながらも努力を重ねた、まさに一番成長した案件だなと思っています。
 
当時のチームメンバーは、広告運用者が中途入社1年目、Facebook運用者が新卒入社1年目と、自分含めて全員ひよっこだったので、みんなで会話しながら巨大アカウントに立ち向かうみたいな感覚でした。我々がぶつけた「仮説こうですよね?」みたいなものに対して、「間違ってない、わかってくれているね」といったフィードバックをもらって、本当は自分たちがリードしなくてはいけないのに、内心とても嬉しかったのを覚えています。
 
また別のクライアントでは、ご支援させて頂いたPJTがうまくいき、当時チームだったのが社内で事業部に格上げされたこともありました。
 
どの案件でも共通して面白いと感じるのは「自分で立てた仮説がうまくいったとき」。王道のやり方があって、これを加えたらもっと成果が出るんじゃないか?と思ってその通りになると、すごく嬉しいですね。クライアントに感謝されたり、担当者が出世されたり、それもまた嬉しいのですが、感覚としては「仕事自体が面白くてやっている」という方が大きいかもしれません。

自分から“ガツガツ取りにいく”人が活躍できる

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現在は、リードビジネス本部の本部長へ就任。メンバーに対しては、フィードバックやフォローに徹しています。1人でフロントをやっているときよりも、多くの案件に関われることができています。大変な時もありますが、色んなケースに関われるのは自分の成長にも繋がっているので、楽しいなと感じます。
 
本部のリーダーや希望するメンバーとは1on1をして、本人の意思と会社から求められていることの接点を意味づけしてあげる…みたいなコミュニケーションは意識しています。若手メンバーが多い部署でもあるので入社当時と比べてメキメキ成長している姿を見ると頼もしく感じています。
 
例えば、クライアントとの定例会で、「自分でもそう返すな」という回答がきちんとできるようになったり、初回で提出してくる資料の質が上がっていたり、随所で感じることができます。今後は、社内でしっかり自分の名前を広めていってほしい、そのために自発的に発信をするようにとメンバーには話をしています。良い情報を拾ったら部署内に展開したり、本部がオーダーするプロジェクトに参加したり、自分のクライアント案件以外にも、他部署の人との関わりをたくさんもってほしいと思います。
 
ソウルドアウトは、自分から主体的に色々動くと、誰でもなんでも答えてくれて、人がすごくいい会社だなと思っています。そこは入社当時から変わりません。だからこそ、受け身の姿勢だと前に進みづらいかなと。もちろんみんな優しいので、受け身だからといって何か言われるということはないんですけどね。
 
でも、やっぱり活躍してる人って自分でガツガツ取りに行ったり、勝手に1歩踏み出してやってみる!みたいなタイプの方が多い印象があります。そういう働き方を許容してくれる会社だし、そういう人を望んでいるし、そういう人が伸びやすい環境なので。同じような働き方をしたいなと思ってる方は、ぜひ来てほしいですね。