Makiko Takahashi

地方への貢献を見据えてメディア運営に尽力 ユーザーファーストな視点で結果と対峙する

コロナ禍で気づいた地方の魅力

学生時代は、ちょうどコロナが流行った時期でした。大学生になり2年間東京で生活しましたが、3年生の年に地元の新潟に戻って過ごすことにしました。地元に戻ったことで、自分が生まれ育った町の良さ、住む人の温かさを再認識しましたね。友人の中には、地元で働いている人や実家が自営業をしている人がいます。せっかく働くなら「好きな町で働いている人を支援したい」という観点で就活してました。そこで出会ったのが、ソウルドアウトグループです。
ソウルドアウトグループは多様な働き方を推進しているため、将来的に新潟へ戻って働くことも可能だなと。
また「地方×Webマーケティング」の知見を広げれば、魅力ある地元へ貢献できる。「どうせ地方なんて」と地元に対するネガティブイメージを払拭したい、地方で頑張って働いている人たちを支援したい。そんな想いをもって、ソウルドアウトグループへの入社を決めました。

自分に必要な経験を見定め、掴みにいく

入社後は、メディアの運用・制作を行うメディアエンジンに配属。内定者アルバイトでお世話になった時に、メディア運営の面白さや、広告とは違うアプローチで支援できる方法をもっと知りたいと思い、配属希望を出しました。
Webメディアを介してお客様へ情報を届けていき、閲覧数が増えてコンテンツが上位表示されれば、そのコンテンツが資産として残り続ける。また、継続的に広告出稿の予算を確保し続けることが難しくても、良いコンテンツがたくさんあるメディアを持つことは、地方企業にとっても強みになると考えています。
配属後は、女性向けWebメディアで、主にコスメカテゴリのディレクション業務を担当しています。アルバイトをしていた時とは違うのは、より成果が求められることです。コンテンツを通じて、検索ユーザーが商材を購入する為の施策を考え展開していくことが必要。
ただし前提として、メディアを扱う立場上、「良いコンテンツとは何か」をもっと理解すべきだと感じました。ディレクターは自分で制作こそしませんが、制作してもらったコンテンツにフィードバックをして質を担保する立場です。
コンテンツの質を制作者に委ねるのではなく、ディレクターである自分がそのコンテンツに責任を持たなければなりません。コンテンツ制作のポイントを理解しないままでは正しいフィードバックができないので、ディレクター業務の傍ら、ライティング業務も経験して理解を深めました。与えられた仕事をこなしたり、教えてもらったことをそのままやったりするだけではなく、新卒未経験でもプロとして仕事をするためにやるべきことは全部やる。そんな1年目でした。

数字で結果を出すことの難しさとやりがい

常に、メディアをどう運用し育てるか、どう売上に繋げるか、マーケティングの観点をもって仕事をするようになりました。各コンテンツのターゲットに合わせて適切なキーワードと質の高いコンテンツが求められてきます。いかに検索で上位に表示させられるか施策を考え、PDCAを回しながら運用しています。メディアでコンテンツを見てくださるユーザーは目の前にいないため、ユーザーが求めるものを予測するのも難しいです。結局、アクセス数や売上などの数字でしか施策の効果を判断できないので、良いコンテンツの施策を増やすことが自分の経験値へ繋がってきます。
結果を出すためには、現状を把握したうえで最適な施策を打つ必要があるので、「数字の意識」がとても強くなったと思います。施策に絶対的な正解はないので、調査をしながら自分たちなりの正解を探して実践し、試行錯誤を経てだんだんと良くなっていく過程にとてもやりがいを感じます。大変なこともありますが、自分たちの頑張りが数字に表れるからこそ結果がわかりやすく、売上が上がった、今までより多くの人に届けられた、と嬉しくなる場面も多くあります。

ユーザー想いの長期的な視点を持つこと

数字で評価される点は、メディア運営の面白さであり難しさでもあります。ユーザーの顔が見えない状況で、施策を打っていく。良いときも悪いときもあるので、人によってはマインドコントロールに苦戦するポイントかもしれません。私も上手くいかずに落ち込んだことはありますが、今は、目の前の状況に一喜一憂しないように意識しています。
メディア運営では、ユーザーのためになるかどうかを長期的な視点で考えることが最優先。今時点の結果が芳しくなくても、これからどうしたら良くなるかを考えるのは楽しいですし、ユーザーの目に止まって売り上げに繋がっていく過程を数字として見ることができるのもメディアを運営する魅力の一つです。

強い責任感と成長スピードを持ち味に

担当できる業務範囲の広さとコミュニケーションの活発さは、入社前後で感じた大きなギャップでした。そのギャップ、環境のおかげもあって私は成長を続けられたのだと思います。約1年でメディアのマネタイズまで関われるとは思いませんでしたし、担当するメディアを持って運営する経験ができたことで責任感も強くなりました。メディアエンジンでは、早い段階から挑戦する機会を設けてくれます。実践しながら学べることが早期的な成長効果だと感じています。
コロナ禍での入社で、最初は不安もありましたが、杞憂でしたね。リモートワークによるテキストコミュニケーションでも気軽に質問できる環境があり、初めての仕事や責任のあるポジションにも安心して挑戦できました。
短期間で成長できたとはいえ、まだ道半ば。これからも実践の中で学ぶことは多いと思いますし、さらに結果を残せるようになりたいです。ユーザーのためにも、ソウルドアウトグループのためにも、そして将来的には地元のためにも、売上を立てて貢献することにはストイックでいたい。もっと成長して、私やメディアに関わるすべての人の笑顔のために価値提供したいですね。
※所属・役職は2023年10月時点のものとなります。