Taketo Ikeda

新会社立ち上げでゼロイチに挑戦 常にチャレンジし続けられる理由とは?

地元を盛り上げたい気持ちからマーケティングに携わるまで

私は多分人よりも自己肯定感が高いこともあり、自分が関わってきたものにも誇りを持っています。だから、生まれ育った故郷を悪く言われたり、失望されたりすることについて快く思いません。そんなことを言うなら自分が「面白くしてやろう!」。そんな思いから大学では、観光学部を専攻。観光の仕組みを学ぶにつれて、観光業界の多くは自分たちがどう見せたいかの軸で動いていると感じました。相手の立場に立ちサービスを設計することが、真の魅力を伝えることだと私は思っていたので、それを伝えるためには、マーケティング視点を持ち、ターゲットが誰かを考えることが必要だと感じたのです。
なので、まずはマーケティングをやってみたい。地元に還元できる自分に成長したい。そう思っていたときにソウルドアウトグループと出会いました。選考を通して、「地方×Webマーケティング」について真剣に取り組んでいる社員の想いや信念を目の当たりにし入社を決めました。

混沌とした環境の中で見出した自分の役割

入社後は、ソウルドアウトに配属され広告運用と営業を担当。お客様の理想を言語化し、さらにその先を共に歩むという役割にやりがいを感じました。その反面、思ったように働けず悔しい思いをすることもありました。目の前のタスクをこなすことに精いっぱいで、常に指示待ち態勢になっていたんです。
そして、入社から一年半が経った頃に、ソウルドアウトのグループ会社として企業のDX支援を行うアンドデジタル株式会社を立ち上げる話を受け、メンバーとして異動することとなりました。お客様が誰もいない、サービス構想はあるものの具体的に決まっていない状態からのゼロスタートでした。
立ち上げは兼務メンバーもあわせて20人程度。それぞれが組織として構築させていくのに必死でした。私は、インサイドセールスを担当し、合計で数千件のテレアポをしました。多分得意ではありませんでしたが、自分がやらなければ誰がやるのかという気持ちで取り組んでいました。周りの先輩たちも組織をより良いものにしようと尽力している姿を見て感化されていったんです。
テレアポの成功確率をあげるため、架電管理シートを作成。実際に活用し契約が取れるようになったことは成功体験です。正直、分析も特別得意ではありませんでしたが、会社のために必要だと思って取り組みました。そうしたら、いつの間にか得意になっていたんです。まず手をつけてみて、どうやったら成功するのかを考えることは、今では普段の業務の基本となっています。

葛藤を感じながらも前進していく

現在は、営業業務のほかに、新人教育も担当。新規営業先でのヒアリングや提案書作りを指導しています。マネジメントを任されることでの、不安はなかったです。立ち上げ時と同様に、みんなが個々に業務に尽力している。だから、自分ができることは精一杯やるという気持ちで新人教育に携わっていました。
それでも、新人教育をはじめとしたリーダーの役割が増えていく中でたくさんの葛藤がありました。チームとして、インサイドセールスでの目標をどう達成していくか。組織としても成長期だったので、成果が上げられるように新人教育しながら道筋を立ててきました。リーダーという役割を任せてもらえて、実際に今チャレンジできていることにありがたさを感じています。

視座を高く持ち続けられる環境

私は「まずはやってみる」という気持ちを軸に、さまざまなチャレンジをしてきました。そうして自分の得意な領域を見つけることができました。
加えて経営陣が近くで一緒に働いている分、自分が見ているものよりも、もっと視座の高い話を聞くことができます。そうすると自分の視座も一気に引き上げられるんですよね。これはアンドデジタルならではの体験かと思います。
ほんと立ち上げ時期は、商品がない、お客さんもいない、ないない尽くしで(笑)。無理だと言いたくなる状態なんですが、アンドデジタルは「できる方法をまず探す」という社風なんです。社員一丸となって切磋琢磨しながら働ける環境だと思います。みんなスゴイな、と身が引き締まる気持ちになるのは、最初は多少クオリティが低くても仕方がないだろう、と思う場面でも最初からトップギアでハイクオリティを追及しにいくところです。
ソウルドアウトグループという基盤があるなかで、スタートアップの持つスピード感やカオス感を味わいながら仕事が出来る。この環境がとても楽しいです。

アンドデジタルをソウルドアウトグループを牽引する会社に成長させる

ゼロから立ち上げたアンドデジタルがソウルドアウトグループ全体を牽引できるような組織までに成長させたいですね。そのためにも、まずは目の前にある営業利益を引き上げていきたい。この目標に向け、誰もが余計なことを考えられなくなるほど、楽しみながら働く環境を作り上げたいです。
そして近い将来、観光業に必要なサービスを研究し地元に携わっていきたいですね。成長できた部分を活かして地元をもっと面白くしていきたいです。
※所属・役職は2023年10月時点のものとなります。