Interview

理系大学院で培った経験を糧に、
デジタルマーケティングの世界へ挑戦

[インタビュイー]

2015年 新卒入社
ソウルドアウト株式会社 マーケティングカンパニー
メディアソリューション本部 アカウントデザイングループ長

乾 周平

2017年 新卒入社
ソウルドアウト株式会社 マーケティングカンパニー
マーケティングデザイン本部 ストラテジックプランニンググループ

新岡 耕平

代表取締役会長CGOの荻原猛がインタビューしています!

1. 自己紹介をしてください

広告運用コンサルタントとしての経験を積み、チームを率いる

荻原

はじめに、二人の仕事内容を教えてください。

デジタルマーケティング第二支援本部西日本事業推進部の部長を務めています。仕事は大きく二つあって、一つ目はWeb広告の運用コンサルタントとして、現場でお客様数社の広告運用を担当しています。二つ目は、運用チームの責任者としての仕事です。Yahoo!やGoogleなどメディアの方と連携しながら、西日本全体の広告運用の品質を高めることに努めています。

新岡

僕は、デジタルマーケティング第一支援本部第二支援事業部の部長補佐を務めています。乾さんと同じく、運用コンサルタントとしてお客様へ向き合い営業を行っているほか、マネージャーとして部署の目標をどう達成していくかを日々考え、実行しています。

荻原

では、これまでのキャリアを教えてください。

僕は新卒でソウルドアウトに入社して今年で6年目です。1年ごとに一つずつ階段を上っているような感じですね。1年目で広告運用を理解し、2年目でより多くのお客様を担当。3年目でご予算の大きなお客様を任せていただき、4年目には後輩に教えるようになりました。5年目には教える人数が増え、チームとして運用の品質をどうやって高めていくかを考えるようになり現在に至ります。

新岡

僕は新卒でソウルドアウトに入社して今年で4年目です。最初の配属では、コンサルティング部という、広告運用をメインで行う部署に配属され、2年間広告運用を経験しました。2019年からキャリアが変化し始めていて、2019年の夏にマネージャーになってからは「組織としてどうするか、自分が培ってきた経験や知識を組織にどう伝播させていくか」という視点を持つようになりましたね。

2. ソウルドアウトへの入社動機を教えてください

理系大学院出身の二人は、理念に惹かれて入社を決意

荻原

二人とも、良い経験を積んでいますね。では、ソウルドアウトへの入社の動機を教えてください。

「地方の中小・ベンチャー企業を支援する」という理念に共感したことと、Web広告に携わりたいと考えていたので、二つがクロスしていたソウルドアウトを選びました。

新岡

僕は正直、就活で明確な軸を持っているわけではありませんでした。ですが僕自身、広島の呉市出身で、地方が衰退していく様子を目の当たりにしていて。ソウルドアウトの理念「地方の中小・ベンチャーを支援する」という言葉に惹かれ入社を決めました。

荻原

学生時代には何に注力していましたか?

僕は理系の大学院で、資源分野(石油・エネルギー開発)の研究をしていました。四角い岩を破壊する実験をしていて(笑)。シェールガスというガス開発のための実験で、地中の岩盤にひびを入れてガスを吸い出すとき、より細かいひびが入ると効率的にガスが回収できるんです。ひびを入れるために岩盤に注入する液体がサラサラかネバネバかで、ひびの入り具合がどう違うのか、そんなことを研究していました。

新岡

僕も乾さんと同じく理系の大学院出身です。物理学の天文学を研究していました。130億年前の宇宙ができて間もないころ、星や銀河がどうやって作られていたかを調べていました。

荻原

面接のときにも聞かせてもらいましたね。二人とも、大学時代は研究している時間が多かったのでしょうか。

僕は4回生から研究を始め、学生生活の半分くらいは研究に費やしました。長い時間や大変な労力がかかっても、最後まで諦めずに取り組みましたね。粘り強く研究を続けてきたことで、物事を筋道立てて論理的に考え説明する力がついたと思っています。

新岡

僕も同じように、学生生活の思い出のほとんどは研究です。研究で培った「やり抜く力」は、今、仕事の中でも活かされていますね。

3. 入社後のエピソードについて教えてください

自分なりのポリシーを持って仕事をする

仕事のやりがい

荻原

二人とも、大学では研究室という専門的な世界から、社会人になってベンチャー企業に入社しました。ギャップは感じましたか?

あまり感じませんでしたね。僕は東京本社での新卒研修後の配属から関西営業所で働いています。関西営業所での仕事の仕方は、研究室に近い雰囲気がありますね。例えば同じお客様を担当している営業と運用コンサルタントが会話をしていると、全く関係のない人が話に入ってきて盛り上がる、なんてことがあります。そうやってより良いアイデアが生まれることがよくあって。研究室に近い仕事の仕方だと感じています。

新岡

僕は反対に、大きなギャップを感じましたね。ベンチャー企業だと「50%の正確性でも良いから、スピード重視でやろう」という仕事の進め方が多い。ですが研究では、ほぼ100%確からしいことじゃないと実行できなかったんですよね。スピードと質のバランスの違いは、社会人になってから感じたギャップでした。最初は慣れないスピード感についていくので精一杯でしたが、今ではスピードと質の両方を追い求める仕事の楽しさを感じています。

荻原

そうなんですね。今、二人の仕事のやりがいは何ですか?

新岡

大きく分けると二つあって、一つは「どうしてこうなったんだろう?」と考えること。マーケティングはサイエンスだと思います。答えが無いことももちろんありますが、それでも自力で考えるのはおもしろいですね。あとは、お客様に「ありがとう」と言われるとすごく嬉しいです。

小さい視点だと、実際の業務の中でPDCAサイクルを回していくことです。大学院での研究を通じて、仮説を立ててからアクションを起こす習慣ができました。アクションして結果を読み解き、要因を分析。分析した要因を、コントロールできるかできないかで分けて考え、次の改善策を打ち出す力が身につきました。広告運用をする中でも、仮説を立てて実験し、検証の結果、正しいという結論が出ると嬉しいですね。大きな視点だと、多くの消費者に幸せを届けることができることです。Webマーケティングはお客様の商品・サービスを日本全国、世界中に広げていく仕事です。たくさんの人に商品・サービスを知ってもらい、結果、成果が上がってお客様と一緒に喜べるのは、やりがいであり醍醐味でもあると思います。

嬉しかったこと

荻原

これまでに嬉しかったエピソードを教えてください。

新岡

僕は理系出身で、もともと数字を扱うのが好きなんです。あるとき、統計的な視点を入れた分析結果をお客様に持って行ったことがあって。具体的には、過去のデータを全て洗い出して傾向値を出し、今後半年間で成果を最大化する予算配分の分析をしました。そうしたら、「こんな分析をしてくれた広告会社なんて初めて。それでいこう」と喜んでくれて。すごく嬉しかったですね。

荻原

それは素晴らしい貢献ですね。乾くんはどうでしょうか?

僕は、もう5年ほど運用を担当させていただいているお客様がいて、営業担当が何度か入れ替わっているんですが、僕はずっと変わらず担当していて。あるとき、「乾さんは、ずっと担当でいてくれますよね?」と言ってくれて。信頼していただけているんだな、と感じてとても嬉しかったです。

苦しかったこと

荻原

反対に、辛かったエピソードはありますか?

新岡

1年目は、辛い経験をしたことが多かったです。ビジネス的な表現を知らず、考えていることがお客様にうまく伝わらなくて。それが原因で解約になってしまったことがありました。今の自分だったらもっと成果を出せたと思うとすごく悔しい気持ちになります。

同じく1年目に、自分のスキルが無くてお客様の成果を上げられなかったとき、辛かったですね。あと、今は広告運用では成果を出せるようになってきたんですが、広告はうまくいってもお客様のビジネス全体は伸びていない場合があって。自分の非力さを感じます。「自分が支援できる範囲が狭い、もっと幅広く支援できたらいいな」と思うことがまだまだ多いです。

振り返ってみて、大切だと思うこと

荻原

振り返ってみて、成長するためには、何が重要な要素だったと思いますか?

二つあって、一つは自分で考えて手を動かすこと。1年目の頃は人に質問するのが嫌で、何でも自分でやろうとするので時間がかかってしまう子だったんです(笑)。ですが、自分で苦しい思いをしながら手を動かしたり、お客様と密に連絡を取ったりしていたからこそ、自分自身の力になったことはたくさんあると思っています。

荻原

自分でやってみないと分からないことはありますよね。ではもう一つを教えてください。

二つ目は自分のスタンスや考え方を言語化すること。持論を持つことですね。広告運用の場合、「広告運用はこうすればいい」だけではなく、「広告運用はこういうもの」という自分なりの考えを持つことが大事だと感じています。

荻原

自分なりのポリシーのようなものでしょうか?

そうですね。例えば僕は、広告運用は、数値の変化をとにかく早く掴むことが大事だと思っているんです。それを2、3年目のときに自分なりに見つけられたことが、成長したきっかけになっていますね。

新岡

僕と乾さんの1年目の話は、驚くほど似ています(笑)。僕も自分一人でじっくり考えて、手が止まってしまうタイプでした。そして、気が付くと夜遅い時間になっていて。自力で頑張ることも大事ですが、人から教えてもらったことを活かすのもすごく重要ですね。

荻原

1年目の頃の二人は同じような感じだったんですね。

新岡

そうですね。最近僕が考えていることとも似ているな、と思いました(笑)。自分なりのポリシーを持つことが大事だという考え方です。例えば、Webマーケティングには「これが正しい」という絶対的な正解はありません。なので、情報収集をする際には自分なりのポリシーがないと、判断する軸がなくてうまく吸収できない気がするんです。変化の激しいWeb業界で仕事をする中では、ポリシーを持つことはすごく重要だと思います。

意識して勉強していること

荻原

社会人になってから意識して勉強していることはありますか?

広告運用自体は文系でも理系でもできるので、僕は理系の強みを活かそうと思い、プログラミングを勉強してサイトを作っていましたね。あとは、コピーライター講座を受けていたこともあります。広告自体が好きで、プロからコピーライティングを学びたいと思いまして。また、リーダーがチームを引っ張っていくときには、言葉の力はとても大きいと感じているので、言葉を磨いて使いこなせるよう勉強しています。

新岡

僕は、広告運用に関する情報収集や読書は、1年目からずっと続けています。主にTwitterを使っていますね。情報はどんどんアップデートされていくので、意識的に時間取って情報収集をしています。最近では、統計基礎を改めて勉強し直しており、広告にどう活かすかを研究しています。

4. 今後挑戦したいことを教えてください

それぞれが目指す世界観の実現に向けて

荻原

「こんな人になりたい」「こんなことやってみたい」というキャリアビジョンはありますか?

吉田松陰や緒方洪庵のような、優れた人材を輩出した人になりたいです。部やチームを持ってみて考えるようになったのですが、「自分のチームに来た人が活躍する」そういった世界観の実現を目指しています。

荻原

なるほど。乾君には向いているかもしれないですね。

新岡

僕は、「新岡にお願いすれば何とかしてくれる」と信頼される人になりたいですね。

荻原

すでに実現しているような気がします。皆に頼られる存在ですもんね。

新岡

ありがとうございます。でも、できないことも多くて、もどかしい思いをすることもあります。領域を問わず、頼られる人になりたいですね。なので、お声がかかった仕事は断らないようにしています。最初は分からなくてもあらゆる手段を使って最後までやり切るようにしています。

荻原

では二人は「スペシャリスト」と「ゼネラリスト」だと、どちらになりたいですか?

目指すのは「ゼネラルリスト」ですね。マネジメントに注力していきたいです。

荻原

そうなんですね。どうしてそう思いますか?

プロフェッショナルとして成果を出すことにも、もちろん魅力を感じます。ただ、それよりも、高いレベルまでできる人をいかにたくさん育て、そのような人の集まる組織を動かすことの方が、もっと大きなことができると思っているので。

荻原

なるほど、そのような理由なんですね。新岡君はどうでしょうか?マネージャーにならないか、と言われたとき悩みましたか?

新岡

はい、とても悩みました。2019年から1年ほどマネージャーをしていますが、現状は、自分には「スペシャリスト」の方が向いているんじゃないかと思っていますね。

荻原

そうなんですね。どうしてでしょうか?

新岡

僕の行動の源泉は、「これってどうなんだろう?」「どうすればできるんだろう?」という好奇心なんです。だから、僕自身のモチベーションや、お客様への成果という点で考えると、スペシャリストになった方が全体最適になるのではないか、と最近考え始めています。

荻原

そうなんですね。二人は、経営への興味はありますか?

やってみたいですね。マネジメントの延長線上にあると思っています。仕事自体がおもしろいなと感じているので、仕事も、お客様のビジネスも、より大きくしていきたいです。

新岡

僕は、現時点ではあまり興味はないです。ただ、お客様を支援していく中で、やらなければいけないことはあるので、気付いたらやっている可能性はあるかもしれません(笑)。

Message

最後に、就活生へアドバイスを!

: 理系出身の学生は「理系で研究してきたのに、全く違う仕事に就くのはもったいない」と思うかもしれません。でも、僕の経験から言えるのは、やってきたことを活かせる部分はたくさんあるということ。具体的にやっていることは違っていても、抽象的な部分では活かせるんですよね。それでお客様をご支援できたり喜んでもらえたりと、楽しいこともたくさんあります。「自分は理系だから」と考えすぎず、自分はどういうところに喜びを感じるのかをきちんと考え、自分の気持ちに素直に就活をするのがいいと思います。
新岡: 自信を持って就活に臨んでほしいです。「理系は数字に強い」という印象を持っている人も多いと思うんですが、僕が思う理系の強さはそこではなく、「自分で勉強してやり抜く力を持っていること」だと思うんです。理系の学生は、「進級できないかも」「レポートが大変で期限に間に合わないかも」などハードな局面に何度もぶつかっては、何とか情報を取得し、消化してアウトプットしてやり抜く、という経験を何度もしているんです。「やり抜く力」は社会人になっても大きな武器になるので、自信を持って就活をしてほしいです!

RECRUITMENT 2O21