「新規営業が楽しい」新卒5年目で部長就任。その裏で乗り越えてきた苦悩とは

越後 茜  

Echigo Akane
マーケティングカンパニー  アカウントプランニング本部 本部長
 
Profile
2016年に新卒で入社し、営業部に配属。2019年より新規営業であるセールスマネジメント本部に異動し、2020年4月に部長に就任。現在はアカウントプランニング本部 本部長として、まだソウルドアウトとお取り引きのないお客様のデジタルマーケティング領域の課題を解決するプランニングを行うチームのマネジメントを担う。
 
希望したWeb広告運用ではなく、営業部に配属された越後さん。1年目は叱られてばかりでとても苦しかったと振り返ります。その中でもやりがいを感じた「新規営業」に自ら手を上げ、半年後には部長補佐、10か月後には部長就任するまでに、めきめきと力をつけていきました。そんな越後さんのこれまでのキャリアと、大切にしている「チーム戦」への想いを語ってもらいました。
 
 

就きたい職業を模索していくうちに出会ったソウルドアウト

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大学時代は、ゼミで学校のオリジナルグッズの作成・販売などをやっていました。自分たちでデザインして、売り場を作って売り、収益をボランティア活動等に当てていました。特に私はSNSでの発信や販促物作りを担当していたのですが、昼夜忘れるぐらい熱中して取り組んでいましたね。マーケティングが楽しいと思うようになったきっかけでもあります。
 
就職活動ではマーケティングにこだわらず、直感を大事にしていました。最初はアナウンサー、在外公館派遣員など……。興味のある職業や企業に話を聞いて、徐々に軸を作っていきました。お話を伺っていく中で、デジタルマーケティングという「伸びる市場」に関心を持つようになりました。これから伸びる市場であれば、成長する実感を得られるし、新しい仕事が生まれる中で、自分も色々な領域に携われると思ったんです。
 
ソウルドアウトはデジタルマーケティングを用いて、さらなる成長を志す企業を支援するというのが良いなと感じました。大変そうですが楽しそうだなと、社員の方の話を聞いてより強く思いました。デジタルで自分の目の前の人を幸せにできるなら、まさに理想だなと応募を決めました。
 

1年目で体感した営業のつらさと新規営業の楽しさ

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最初の所属は、営業部でした。インターネット通販など、Web上で商品を売っているお客様がメインで、さまざまな業種、業態にわたり、初年度から10社ほどのお客様を担当させていただいていました。正直辛い記憶しかなかったですね(笑) 最初は何もかも初めてで、実践しながら覚えていったのですが、仕事ができなさすぎて怒られるし、当時のマネージャーとあまりうまくいかなかったときもありました。
 
営業職として3年経ち、これまでとこれからのキャリアを考え直したときに、入社1年目で自分で考えた提案が通って新規でWebプロモーション全体を任せていただけたときの嬉しさが忘れられなかったんです。
2019年2月に新規営業チームに異動して、毎日が楽しくて2019年10月には部長補佐に昇格していました。その時の実績を高く評価して頂き、2019年下期のソウルドアウトグループ全社の納会では、社長賞(最も優秀な成績を収めた人に送られる賞)を頂くことが出来ました。2020年4月からは、新規営業チームの部長を務めています。
 
仕事をする上で、お客様やユーザーの視点はとても大事にしています。お客様の商品は、購入し試してみます。使うことで、商品の良い部分や悪い部分をユーザーとして体験できます。使ってみて得られた気づきをお客様にフィードバックし改善していくと、成果となって表れることが多いです。
 
また、私は特にチームソウルドアウトで考えることを大事にしています。プロデューサーやプランナーとして顧客の窓口に立つ際は、全体の旗振りを行います。そして営業チーム、各メディアの運用コンサルチームの皆さんと協力しながら提案内容を練り、実際に提案をします。お取り引きが決まった際には、契約書類の作成周りなどでバックオフィスの皆さんにもお世話になっています。たくさんの方々に支えられながら仕事をしているので、感謝しています。
 
ソウルドアウトの社員の特徴を一言でいうと「おせっかい」ですね(笑) 困っているとみんな手を差し伸べてくれるし、色々助けてくれる。やるときはしっかりやるので、真剣に議論し合うこともできます。「見捨てない」、「最後は絶対に救ってくれる」といった信頼感があります。だからこそチーム戦が成り立っているのだと思いますね。
 
 

困難を乗り越え成長。お客様の一番近くでいるために

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お客様の売上を上げることに貢献できた時はとても嬉しかったですね。1年目でテレアポをしていたとき、「私に会ってください!」と伝えてお会いしたお客様がいて、1年目に自ら新規営業をしました。お会いしたのが役員の方だったのですが、提案内容を話そうと思っても全然話せませんでした。
 
でもそのような私を見て、逆にお客様が自社の事業説明をしてくれたんです。そこから何度も提案を重ね、2年目のときに、お取り引きが開始しました。そして新規営業チームに異動になるタイミングで、正式に担当を外れることをお伝えしたのですが、今までご支援させていただいていた領域より、幅広い広告領域の与件をいただけたんです!個人として、会社としてお客様に貢献できていると感じ、とても嬉しかったです。
 
逆に辛かったことは、お客様の意図を汲み取れず、がっかりさせてしまったときです。「もう来ないでいいよ」「担当を変えてほしい」と言われたこともありました。力不足を感じましたし、役に立てなかった悔しさもあって、よく泣いていましたね。
 
 

キャリアの先を描くよりも「今できること」を 積み上げていきたい

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私個人としては、キャリアの先を描くというより、「今できること」を積み上げていくこと、を大事にしています。だからこそ、いつも全力。力の出し惜しみをしない。後悔なく働いていきたいと思っています。今できることとしては、ソウルドアウトとお取り引きをするお客様を増やして、部署を大きくしていきたいです。1人の力ではできません。自分が今まで経験してきたこと、スキルを棚卸をしながら、メンバーに伝え、マネージャー候補を育成し、自分がいなくても部署や仕事が回る仕組みを作りたいですね。
 
会社としての新しい取り組みは、私が先陣を切って取り組みますが、基本的に今はメンバーが主役、私はサポート役として、お客様には向き合っています。そのため、メンバーがモチベーション高く、前向きに、楽しく働き、お客様の信頼の証としてご発注をいただくサイクルを作ることが、今やるべきことだと思っています。
 
新規営業としての基礎的なスキルは本部研修で習得してもらい、あとは経験を積む。経験で得た学びを次の経験に生かすという形を取っています。新人育成については、配属から1年程度はティーチングがメインですが、以降は1人でお客様に対峙できるよう、フォローしながら育成をしています。もう少し長いスパンですと、メンバー全員年初に、1年間・その先を見据えたビジョンを発表してもらっています。足元の業務は1か月、ビジョンは3か月単位で振り返り、メンバー自身で、できるようになったことと課題を把握してもらい、次に生かすような会話を意識しています。なりたい姿に近づくために、私に何ができるのか?とメンバーに問うこともあります。
 
今でも大切にしていることは、
自分の直感を信じて、やりたいことは全部やる
ということです。就活生の皆さんも、流行っている「モノ」や「コト」に敏感になってほしいですね。トレンドや潮流を捉える勉強、トレーニングを習慣づけてみてください。そしてソウルドアウトはその培った感覚を存分に発揮できる場所だと思います!
 

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