Rintaro Otsuka

変化するニーズに最短で応え続ける お客様と組織の生産性向上への挑戦

関係を作る場で分かった働きやすい環境

私は、岐路に立った時に「面白いか、面白くないか」を判断軸に選択してきました。大学院では微生物を遺伝子レベルで解析し、組み換え技術なども使いながら薬の開発や大量生産に繋げる研究を行っていました。「将来は、製薬メーカーで研究を」とも考えましたが、一生研究というのは自分的には面白くないと思い方向転換。研究と同時に面白半分でスキルを磨いていたプログラミング技術を活かせる仕事を探すことにしました。
業界、業種問わず企業を探していたところ、出会ったのがソウルドアウトグループ(SO Technologies)でした。これまでの面接のイメージと言えば、人事の方からは企業の魅力を、学生側からは今まで学んできたことを伝え合う場のイメージが強かったのですが、SO Technologiesは違っていました。採用面接にもかかわらず、互いに良い関係を作る場だと言われ、少しでも興味があれば、その領域の社員を何人も紹介、面談してくれたのです。会社と社員は対等な関係で、互いに信頼できていると感じました。正直、元々デジタル広告やマーケティングに強い関心があったわけではありませんでしたが、「面白い、働くには最適な環境だ」と思い、入社することにしました。

広告代理店のその先のお客様を支援するために

入社後はネット広告事業を支援するサービスである「AG-Boost」の開発に携わりました。最初に取り組んだのはAG-Boostの目玉機能であるシミュレーション機能の開発です。ソウルドアウトが持つデジタル広告運用データを基に、予算や媒体を入力するだけで簡単に成果を数値化することができます。例えばある商品を売りたい場合、予算金額を設定し、FacebookやTwitterなどのSNSを使って特定の条件で配信したらどれくらいの売上が見込めるのかなどを可視化。シミュレートする際に分析するデータは毎月更新し、常に最新の費用対効果を計算、提示できるため、ネット広告代理店がお客様に提案する際に非常に役立っていると高い評価をいただいています。
このツールは提案支援だけでなく、その後の運用やレポーティングまでネット広告代理店を幅広くサポートしています。間接的ではありますが、ネット広告代理店の業務効率化が、その先のお客様のマーケティング、そして成長支援に繋がっていると感じています。

組織の業務効率化と一人ひとりの便利のために

今、私が主に取り組んでいるのが社内の工数削減、効率化が図れるプロジェクト管理ツールの開発です。アカウントプランナーのようにお客様と第一線で向き合う仕事ではありませんが、社会への貢献を目指すソウルドアウトに貢献することで、世の中の役に立っていると考えて取り組んでいます。
私にとってのお客様はソウルドアウトの社員。クライアントと違って心理的なハードルが低い反面、使い易い、使い勝手が悪いという評価がダイレクトに伝わってきます。嫌でもユーザーファーストを意識できる環境です。短期間で開発したツールが、「とても便利」と言われたときは、工数換算で「コストパフォーマンスの良い仕事ができた」と、自己評価しています。また、社員からちょっとした相談、例えばノーコードで作れる簡単なツールのアドバイスを求められるときもあります。組織全体の業務効率化とまではいきませんが、その時々で一人ひとりの生産性向上に貢献できることも、仕事の楽しみに繋がっています。

ジャストインタイムで応える開発手法

通常、大掛かりで高機能なプロダクトの開発は、企画からリリースまで比較的長いスパンで行われます。しかし需要が激しく変化する今の時代、リリースのタイミングでニーズが変化していることも少なくありません。SOTは開発方針として、MVP(Minimum Viable Product)を掲げています。必要最小限の機能単位で開発し、ユーザーからのフィードバックを元に価値を検証しながらプロダクトの改善を繰り返していく開発手法です。ソウルドアウトのお客様である中小・ベンチャー企業であれば要望もそれぞれ異なりますし、できればすぐに使いたいというニーズも多いです。
そこで私たちが用いている手法がスクラム開発です。プロダクトの機能を細分化し、今まさに必要とされる機能の開発に絞って取り組む手法で、区切った小単位の開発をスクラムを組むようにチーム内で役割を分散し、コミュニケーションを取りながら、短い期間で開発・実装まで行います。企画からリリースまではわずか1週間ほどの時もあります。中小企業が求めているニーズにきめ細かく、そしてタイムリーに応えるために常に新機能を追加し続けています。

スキルアップで楽しむ自分自身の変化

ソウルドアウトでスキルを学べる機会は常にあります。先輩たちが課題の解決方法を示してくれるエンジニアブログなどもありますが、中でも面白いのはSlackのTimes機能を利用したコミュニケーションです。先ほどのスクラム開発でもそうですが、自分が開発で行き詰まっていることをTwitter的に投稿すると、即時に別のエンジニアがリアクションして解決方法をアドバイスしてくれます。お互いが何の開発を行っているのかも共有していて、「面白そうだから参加させて」と連絡が来るなど、チャンネルのスレッドは常に大賑わい。興味があれば自由にスキルアップすることができます。
しかし、エンジニアとして成長するためには、最新の技術をキャッチアップしたりスキルを習得するだけでなく、コミュニケーション能力を磨くことも大切だと考えています。特に非エンジニアの方々とのお話では、打ち合わせで専門的な用語を噛み砕いて説明するなど、伝わりやすいコミュニケーションを心がけています。さらに、他愛もない会話の積み上げから意思疎通できることもあるため、コミュニケーションの土台となる信頼関係が醸成できるよう、積極的に飲み会や部署内でのBBQを主催したりしています。また、競技プログラミング、マラソン、テトリスなどで競ったり、仕事以外でも互いに研鑽を積む文化があります。
私自身、将来のビジョンを明確に描いていません。大学院時代でもそうでしたが「面白い」と興味を持ったら、その道を選びたいと考えているからです。今は仕事も楽しく別の選択は考えていませんが、4〜5年後には、このような人になりたいと思う人生の先輩がいます。目標はふわっとしていますがロールモデルは明確に、今はその先輩の仕事ぶりに近づけるよう、少しずつ自分を変化させている最中です。そういう意味では、進化は変化と捉え、その変化し続けるキャリアを楽しみたいと思っています。
※所属・役職は2023年4月時点のものとなります。