新規営業や地方営業所配属も自ら希望。なりたい姿を明確に描き、前進を続ける原動力とは

大橋 のりみ

Ohashi Norimi
マーケティングカンパニー マーケティングデザイン本部 ストラテジックプランニンググループ リーダー
Profile
2014年に新卒で入社し、営業・新規営業を経て、結婚を機に名古屋営業所に異動。現在はWeb広告に囚われないマーケティング全体をプランニングする部署に所属。
 
新卒でソウルドアウトに入社し、現在は営業とD&I推進室の中心メンバーとして活躍する大橋さん。成長市場で「成長痛」を一緒に体験したいという想いからWeb関連のベンチャー企業を志望するようになったと言います。入社1~2年の間に目指したいキャリア像に向かって新規営業や地方営業所への異動を自ら手を挙げた大橋さんが語る、仕事を通しての成長や学びとは。
 
 

自身も市場も成長できる環境で、 幅広い領域からお客様に価値を提供できる人になりたい

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私は三重県出身で就職と同時に上京しました。就職活動のときは、「若いときに苦労ができる環境=自分が成長できる環境」と捉えていて、成長市場に身を置きたいと思っていました。その中でも成長率120%、130%のような規模で伸びている市場で、「成長痛を一緒に体験」できるWeb関連のベンチャー企業に魅力を感じ、志望するようになりました。「やる気はあるけどやり方が分からない」「スキルがない」という企業に課題解決のご提案をすることで、次のステップにつなげるサポートができたり、企業に対し、ヒト・モノ・カネの様々な面で貢献ができたりするところにも惹かれましたね。
 
Web関連で企業を調べる中で、ソウルドアウトの「中小・ベンチャー企業の社長を応援する」「伴走する」という考え方や、皆で泥臭く頑張る感じが成長の場としても魅力的に感じました。ソウルドアウトであれば、場所に縛られることなく自由に働けて、自分の描く未来に近づけそうだと感じたことも、志望した理由の1つですね。
 
 

描いたキャリアロードマップを基に、 自ら成長し続けられる環境へ

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入社して最初の4年間は、営業として既存のお客様の成長戦略の設計や、Web広告の配信管理をしていました。その後、新規のお客様へデジタルマーケティングプランの提案を行う部署に異動し、1年間営業活動に従事していました。その後、結婚を機に名古屋営業所に異動し、既存と新規両方のお客様の営業を行っていました。
現在はお客様のマーケティング上の課題をお伺いし、戦略設計やWEB広告に囚われない広告プランニングをする部署で、ソウルドアウトとしても新しい取組みの可能性を探っています。これまで様々な部署で経験を積み重ねてきたのですが、基本的には全て自分で手を挙げています。というのも、入社1~2年目の頃にキャリアのロードマップを描いていて、それに沿って進んでいます。
 
具体的には「まずはお客様の売上を上げるスキルを身に着ける。次に、新規のお客様へ提案できるスキルを身に付ける。そしてこの2つの武器を持って、地方営業所に行く」というものでした。その想いを当時の上司に率直に伝えたところ、私の成長スピードや、そのために身に付けるべきスキルを一緒に考えて設計してくれました。
 
新卒4年間の営業活動は、Web広告を使って既存のお客様の売上を伸ばすことはできるようになったものの、新規営業の力が足りないと感じていました。地方で働きたいと思った際に、既存営業と新規営業の両方に貢献できるようなスキルが必要だと感じたんです。なので新規営業チームへの異動を希望しました。
 
地方の営業所では、お客様の会社がどのように新卒採用をやっているのか、給与はどういった基準で決められているのかなど、営業1人ひとりが事業の深い部分までお客さんと議論できます。その議論をもとに、Web広告の範囲に囚われないご支援ができることにやりがいを感じていますね。
 
 

仕事のスキルアップだけでなく、人としての成長も遂げてきた

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仕事を通して嬉しかったことは、お客様の担当者がお取引を始めてから成果が上がり、社内で評価され、昇進されたことです。伴走し続けたことによって、「ソウルドアウトに任せて良かった」「大橋さんに任せて良かった」と言っていただけて、この仕事をやっていてよかった、と心から思いました。
 
逆につらかったことは、ミスを先方のご担当者が上司に説明しなければならなくなったことです。学生時代は、ミスをしても「ごめんなさい」と謝れば許されましたが、社会人になると自分1人のミスによってお客様の担当者やお客様企業全体、そして自分の上司にも迷惑がかかります。とても心苦しく、もどかしく感じました。
 
もちろん失敗もありますが、成長の場も多いです。「成長」にはスキルの成長と人間としての成長の両方があると思っています。特にスキル面は、新規営業でググッと成長を感じましたね。短期間で顧客情報をインプットして、提案書にアウトプットして……と、インプットとアウトプットを毎日繰り返すことで、ものすごいスピードで成長を実感しました。幅広い業種を担当したことで視野が広がったということも大きかったです。
 
また、入社当初は「自分が頑張ればいい」という考えだったのですが、仕事をしていくにつれて、チームで成果を出すことの重要性に気づいたんです。そこからは「皆に協力してもらって成果を出すにはどうしたらいいか」を、常に考えています。
 
業務での学びに加えて、社会人になってから勉強すること、勉強したいことがとても多いと思います。入社当初は中小企業診断士の勉強を通して、経営・財務・法務・運用管理など経営に関する様々な分野を学びました。マネージャーになってからは、ブランディングの知見を深めようと、ブランドマネージャー認定協会の研修に参加したり、関連の本を読んだりしています。特にドラッカーの『マネジメント』は、「自部署に求められるマネジメントとは?」を改めて整理することができて、今でも軸にしています。さらに上長にも意見を聞くことでの学びも大きく、自ら学ぶ・人に話を聞くの両方が大事だと社会人になってから気付かされました。
 
 

自分の人生は自分でハンドリングしていきたい

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今後は女性リーダーのロールモデルを増やしていきたいです。今でも管理職として活躍する女性はいますが、役員クラスではいません。ライフステージの変わる世代が多くいるソウルドアウトだからこそ、性別やプライベートの状況に関わらず、優秀なリーダーやプレイヤーがより強く、長く、活躍できる土壌をもっと強固にしていきたいです。その1つとして、社内外の研修が背中を押す形で、会長や社長に、社内有志メンバーと共にダイバーシティ&インクルージョンの推進を提案しました。結果、経営層を対象としたD&I推進委員会及び、D&I推進室(※)を立ち上げることができました。
 
私は、自分の人生を自分でハンドリングしている人に憧れています。「こういう風になりたい、そのためにこうする」というのがとても明確な先輩社員がいるのですが、私も、性別や役割、仕事やプライベートに囚われず、自分が望む人生を自分で切り開きたいと思っています
 
また、どの会社に入ってもそうだと思いますが、仕事って勉強の連続なんですよね。新卒採用の面接官を担当する際には、学生に「勉強は好き?」と聞くようにしているくらい大事にしています。これ、実は私がソウルドアウトの入社面接を受けたときに同じ質問をされたんです(笑)ソウルドアウトって分かりやすく頑張った派手なエピソードに囚われない会社なんだなあ、と思ったのを今でも覚えています。なので、学びたい、成長したいと思っている仲間と一緒に働きたいですね。
 
あと、「どうしてソウルドアウトを選んだのか」という質問も、よく学生から聞かれますし、入社した後に先輩たちにも聞かれていました。相手がどんな想いを持って働いているのか、みんな知りたいんですよね。やはり想いが通じる人たちと働きたいですから。それに、自分が辛いときに、自分を支えてくれるものも入社動機だと思うんです。だからこそ「本当に好きだ!」と心から思える会社を選ぶことが大事だと思います。
 
※ソウルドアウトでは、D&I推進室にて年齢、性別、国籍などの属性や、価値観の違い、障がいの有無に関係なく誰もが尊重され、全員が自身のパフォーマンスを十分に発揮できるよう働き方改革に取り組んでいます。詳しくはこちら
 

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